初見の略語
初見の略語に関する備忘。次のように分類される。
1. 一般用語
まず疑うべきは「1. 一般用語」のケース。これは単なる不勉強なので、調べればすぐわかる。
- HNWI・・・High Net-Worth Individual(個人富裕層)
- UNHCR・・・The Office of theUnited Nations High Commissioner for Refugees(国連難民高等弁務官事務所)
のようにパッと見で何だかわからなくても一般用語ならググれば出てくる。ありがたい時代。
2. 社内用語
次に「2. 社内用語」。こちらはさらに「2.1. クライアントの社内用語」と「2.2. 自社内の用語」かで2通りに分かれる。
クライアントが使っている場合は、大体2.1だと思って良い。
お客さんがコンサルの社内用語に合わせてくれることなんてない。その必要もない。
把握していないと議論に支障をきたす用語であれば、普通に聞けば教えてくれる。
その場にいるシニアたちも分かっていない可能性があるので、無知を晒して議論の水準を底上げするのも若手の役割。
一方、先輩や上司など社内の人間が使う場合は、2.1、2.2どちらの場合もありうる。
が、クライアントとのミーティングの最中に2.2が出てくることは基本なく、2.1なら先輩が知っているのに自分が知らないのはまずいので、ちゃんと聞く。
会議中に聞くべき。それが無理なら終わったらすぐに聞く。
最後に、社内の人間しかいない場(1 on 1も含む)で出てきた場合は、その場で聞く。もちろん「これはウチの用語ですか、クライアントの用語ですか」と確認も怠らない。
まとめ
初見の略語に出くわしたら、まずはググって、一般用語じゃないか確認する。
社内用語なら、文脈からクライアントの用語か自社内の用語か推定して、必要ならその場で、少なくとも会議が終わってから意味を聞く。
で普段使うノートや手帳の後ろに用語集として書き溜めていく。その際、上記のどこに分類されるかも必ず書き込む。
こうして少しずつ略語人間になっていくのであります。